ダム解説図

水没ダムを水辺遍路では全国十数例を確認。

ダム湖の中に古(いにしえ)の堰堤が眠る。そんな「水没ダム」を全国で探しました。
通常は古いダムの下流側に新しいダムを築いて水没させ、流砂を止めて新ダムを守る役割を担わせるケースが多いのですが、長崎県の本河内高部ダムのように、歴史的な堰堤の姿を残すために新ダムを旧ダムの後ろに造るレアケースもあります。淡路島の成相ダムでは旧堰堤は湖中にありますが、水没させずに残されており、少し変わった景観が広がっています。

  1. シューパロ湖(北海道夕張)・・大夕張ダムが水没。
  2. 津軽白神湖(青森県西目屋)・・津軽ダムによって水没した目屋ダム(深山ダム)は12〜2月に天端が湖面に表出する。
  3. 虹の湖(青森県黒石)・・日本で初めて施工された多目的ダムである沖浦ダムは浅瀬石川ダムによって水没。
  4. 胆沢ダム(岩手県奥州)・・国内最初のロックフィルダムである石淵ダムが眠っている。
  5. ながい百秋湖(山形県長井)・・ダム湖にかかる竜神大橋直下に管野ダムが眠る。
  6. 水ヶ瀞ダム(山形県西川)
  7. 豆谷ダム(富山県南砺)・・国交省が建設中の利賀ダムが完成すると水没予定。
  8. 黒沢ダム(長野県安曇野)
  9. 成相池(徳島県南あわじ)・・ダム湖のまんなかに成相池堰堤が浮かぶ
  10. 内海ダム(香川県小豆島)
  11. 三高ダム(広島県江田島)
  12. 鱒渕貯水池(福岡県小倉南)・・頂吉ダム(かぐめよしだむ)が堤頂部のみを残して水没。
  13. 本河内高部ダム(長崎県長崎)・・逆タンデム型で日本初の水道用ダムを保存。
  14. 西山ダム(長崎県長崎)・・新ダムのすぐ後ろに旧堰堤が頭をのぞかせる。