ブランドやロゴなどの記号をはがした点で、日用品に『用の美』を見いだそうと唱えた柳宗悦の民芸運動に似ています。いまでは多くの消費者が機能や品質で品物を選び、『用の美』を実行している。これこそ堤さんが求めた『自立した消費者』の姿ではないでしょうか。(永江朗)

 

世界的ブランドに育った「無印良品」誕生の根っこ。