24億年前に、光合成によって酸素を放出することで地球上の大気の組成を激変させ、当時存在していた嫌気性の生物をほとんど絶滅させてしまったシアノバクテリアと、大気の組成を変えてしまうほどの温室効果ガスを放出しつづけている人類は、地球史的にみてどこが違うのだろう。(萱野稔人)

 

宇宙レベルで見たら、人間のやっていることも、はなはだ「自然」なこと。宇宙からすれば折り込み済み。絶滅もね。