20151020115543人造湖のうち、堤の高さが15m以上のものを日本では「ダム」とするのが一般的です。ダムという名前が付いていても、堤高15mに満たないものもあったり、国外に目を向ければ必ずしもダムの規定は一定ではないのでややこしいのですが、あくまで日本国内で法的にダムと呼べるものは「堤高15m以上の堰堤」という理解でよいかと思います。

では日本にはどのぐらいの数のダムがあるのでしょう。

昔はだいたい2,500基ぐらいというのが通説だったと思うのですが、最近では国土交通省が管理するダムの公式サイト(管理事務所発信)で、全国のダム総数を3千としているものがありました。

令和になって日本史上、初めて(?)全国のため池の実態がデータベース化されました。するとこれまでダムとは認定されていなかった溜め池の中にも、けっこうな数の池がダムスペックを満たしていることが分かってきたのです。

私の実踏調査では2021年時点でも「ダム便覧」に掲載されていないハイダムスペックの池が数十基ほどありそうです。

一方で、これまでダムと思われてきたのに、データベースに登録されているスペックが15mに満たないものも出てきてしまいました。

いずれのケースも「3千以上」という総数に対しては軽微な数字なので大勢への影響は小さそうに思いますが、一応、念頭に置いておこうと思います。

→関連記事【高さの違い。「ダム」と「ため池」】

 

訪れたダムは1,700基

私自身はこの記事を書いている時点(2021年4月)で、1,700基のダムを訪れてブログに掲載しています。感覚的にはなんとなく9割がたのダムは訪れたんじゃないかと思っていたのですが、正確な数を出してみて想像以上の少なさにビックリ。
三千以上あるダムの半分程度しか行けていないとは。

ダムめぐりを趣味にしている方も少なくないかと思いますが、全国1,200基ほどはわりかし何とか行けてしまうのですが、じつはそこから先が修羅の道。離島や山奥、アクセス路も獣道に埋もれたような難敵ダムばかり。

それでも熱心なダムマニア先人たちの努力によって、ほとんどのダムの正確な位置、名前、写真、アクセス路などが明らかにされており、空撮機材も手軽になった現在では、地を這うような苦労をして一日一ダムなんてことは、ほとんどありません。ある意味、そんな時代はロマンがあって萌えるものもありましたが。

→訪れたダム一覧(水辺遍路ブログ)