死語になってしまうのか「ロハス」。
ロハスとは、地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称です。 無理や我慢ばかりでは、健康も、エコロジーも、幸せも、長続きしません。 自分たちの幸せの向こうに、社会の幸せや地球環境への貢献が地続きでつながっている。
ということで、「ロハス」はたいへん素晴らしい考え方だけど、言葉がちょっとイメージがわきにくいのかな。がんばれ、ロハス。
「スローライフ」の方が持続してる?
ロハスとはニュアンスは微妙に異なるところもあるが、合理性と効率ばかり追求してあくせく働くだけの生き方じゃなくて、手作りで道具を作ってみたり、作物を自分で育ててみたり、そんな生き方もあるんじゃない? という「スローライフ」の方は言葉としてけっこう息長く持続しているようだ。
「スローライフ」は個人の生き方を、「ロハス」はより広げて社会や地球環境にコミットした個人および集団の生き方という意味で、ニュアンスは異なるが、無理をしないでのんびり生きようみたいなところで、かさなる。
「ロハス」はハードに。「スローライフ」にはスピードを。
ロハスはやれるところから無理せずやってみよう。それで無理しない範囲で続けてみよう。というところが素晴らしいのだが、そう言われると、ちょっと無理してがんばってみたくなるのも正直なところ。
スローライフも言葉だけ見ていると、のんびり生活なんて思うかもしれないが、実際に作物を作るのだって、漁をするのだって、だらだらやってたらぜんぜんあかんわけで、スローライフだからこそ、スピードが求められる。なんてことで、スローライフ・スピードスタイルを標榜しているわけである。