「哀切であることは誰でも撮れる、それが痛切であるかどうかだよ」(浦山桐郎・映画監督)

痛切であることとは?
「あるポジションが自分にあって、そこから見て可哀想だというのが哀切だが、痛切は、自分が相手に置き換えられ、そっちでもあり得た、と思う場所から生まれてくる感情」(小栗康平・映画監督)

 

だからサバを釣って締めるとき、その目にたえられないのか。
釣れない日は、ほっとしていたりする。